老後なんてない!

今日同僚とのおしゃべりの中で
自分たちの老後の話になりました。

「老後心配だよね~」
「あなたも老後のこと心配になるでしょ?」

と訊かれ
とっさに答えられませんでした。
辛うじて

「今のことで精いっぱいで老後のことまでは…」

と笑っておきました。

私は
自分の人生に
老後なんて甘い時代はないと思っています。
おそらく
障害を持つ子どもの親は
みんなそうじゃないかなと思います。

「老後」の前提として
…これはあくまでも私のイメージですが…

たとえば子どもがいたとしたら
子どもたちが学校を卒業し社会に出て
家を出たり結婚したりして
親としての役割が終わった
というタイミングがあるでしょう。

もし子どもがいなかったら
長年勤め上げた会社を
退職して年金生活になった
というタイミングかもしれません。

時々うちの近所で
私と同年代と思われる
知的障害を持ったお嬢さんと
私の両親と同年代と思われる
お母さんが手をつないで
お父さんも一緒に
お散歩をされている姿を見かけます。

特別支援学校や
障害者作業所へ向かうバスと
幼稚園バスの停留所は
同じバス停です。
どちらも朝は9時ごろ
午後は3時ごろ
ちょうど同じような時刻に
バスがやってきて
子どもたちを乗せたり降ろしたりします。

そう
障害を持つ子どもと
その親の人生は
健常なお子さんだと
ちょうど幼稚園くらいの年齢で
時が止まるのです。
ちょっと大げさかも知れませんが…
それが今の日本の現実です。

受験勉強すること
進学すること
クラブに没頭すること
就職すること
恋をすること
結婚すること
子どもを生むこと…

ごく当たり前のこと
場合によっては
しんどいとか苦しいと思えることだけど
それがどれだけありがたくて
幸せなことか

ノンを育てる中で初めて知りました。

もちろん将来のことは
胃に穴があくくらい考えていますが
それは遅かれ早かれやってくる
私の亡き後に
ノンや、ノンの面倒をみてくれるかたが
幸せに暮らしていくためには
どうしたらいいのか?

このシナリオって案外ありません。
ですから
あくまで一つの方法として
今の私の収入では本当にささやかですが
年金として少しずつノンに残してやれるしくみを
作りました。

ですから私自身の老後については白紙です。
考える余地がありません。

それが答えなのですが
こんなことお昼休みに喋ったら
空気が重くなるでしょ?(^^)

でもね
考えようによっては
いくつになっても
「やることがある」ということは
幸せなことです。
老後がないということは
生涯現役です!

同じ逆境を乗り越えるなら
「こんなやり方があったのか!」って方法で
笑顔で乗り越えていきたい。
そしてノンや私は
いつも絶対に幸せなのです。
私たちがお世話になる人たちにも
明るくて優しい気持ちになってもらえるような
親子でありたいと頑張っています。
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by karina0918 | 2013-08-20 21:49 | 心の中
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